TOMOYA SATO

表参道 美容師 インスタグラムフォロワー6800人 独自のハイライトが圧倒的人気を誇る

グラデーションカラーのカラー塗布について!

前回はブリーチでしたが

今回はカラーの塗り方編です

美容師の方向けになるので

一般の方はあまり読んでも

参考にならないかもしれません

 

 

まずはブリーチで土台をしっかり作りました

毛先が徐々に明るくなるようになっています

 

 

 

 

肝心なのは薬剤選定

毛先をどれくらいの明るさにするかはその時次第なのですが

今回は10レベルで設定します

なぜ10レベルかというと透明感が出やすい明るさだからです

くすませすぎるとあまり綺麗ではないですよね

色持ちは良いけど

でも気をつけるのが10レベルの薬剤だけでは

色は染まりません

だいぶ薄いですからね。。。。。

 

ここで例えばグレーっぽくするのであれば

お勧めは6レベルのアッシュとブルーアッシュを

10%混ぜるだけでかなり色味は入ってくれます

ここでアッシュを足しているので

ラベンダー系のアッシュは必須になりますが

10レベルのものを10〜20%ほど入れるのがオススメ

まずは毛先の薬剤から決めてしまいましょう!

一番大切な部分なので!

先ほどのものをまとめると

10シルバー に6アッシュ6ブルーアッシュ10%ずつ

➕10ラベンダーアッシュ10〜20%

をオキシ4.5%か6%で作ります

次に根元の薬剤を作る

最近の傾向は完全に赤みを消すために

基本的にはブルーアッシュかマット系のもので

6レベルで作ります

しっかりラベンダーを混ぜましょう

これもオキシ4.5%がオススメです

僕は基本的は2カップでいきます

あまり複雑にすると

塗布に時間がかかるのと一緒に塗る人の技術も高くないと

任せられません

左右対象になりづらいです

 

薬剤ができたので今度は塗っていきましょう

まずは毛先から塗っていきます

先にのせることで色の定着も良いですし

塗布時にもし根元の薬剤がなんらかのミスで毛先にダイレクトに着いたらそこは斑点になってしもうので

コーティング剤代わりにもなります

どこまでのせるかというと

オレンジ味が出始めている中間部より少し下かちょうど真ん中まで伸ばしていきます

毛先が塗布終わったら今度は根元5センチほどを

根元の薬剤で塗布していきます

この時あまり丁寧に塗りすぎてしまうと時間がかかりすぎて毛先が沈む原因になるにで

大胆かつ丁寧にを意識しましょう

次に根元の薬を中間部より下全体の3分の2ぐらいまでのばします

この時一回のブリーチならこのままでよくて

2回3回とされている方はもう少し上の所で押さえておきましょう

めあすはオレンジ味が強いところまでです

ここでびびって上の方で終わらせてしまうと

オレンジ味が消えませんので

気をつけましょう大胆かつ正確にを意識して

塗布が本当に大切です

 

コレで7分放置でチェックしましょう!

アディクシーなら5分で見ましょう!

 

これができれば8割型のグラデーションカラーが

できるようになりますので^^

今回はカラーの薬剤選定と塗布がメインになりましたので

次回は以外と知らないハイトーンのシャンプーの

注意点について書いていきます

 

今回の内容もあくまでも一例にすぎないので

お客様にあった選定と

塗布技法で進めていきましょう!

少しでも参考になれば幸いです!